加齢臭とコーヒー

加齢臭とコーヒー

加齢臭対策を見ていると、どれもこれもだめだといわれているものが日常生活でよく見るものばかりなので、何が本当なのかわからなくなってくる。特に気になったのが、コーヒーについて。タバコやアルコールなどは健康を損なうということで理解はある。

 

しかし、コーヒーやチョコレートなどがあまり摂取しないほうがいいものとされているのには驚いた。加齢臭は体内環境も影響するとされているので、コーヒーやチョコレートなどの刺激物を摂取するのはあまり良くないらしい。加齢臭の原因のひとつとして、便秘がある。便秘で腸内にガスが溜まる。そのガスがオナラというわけだが、出し切れなかったガスは、血中へと溶け込んでいく。

 

血中へと溶け込んだガスが、汗とともに体外へ出てくることによって、体臭や加齢臭などと呼ばれる臭いとなる。コーヒーは腸内にも関係してくるが、その効果が問題なのだそうだ。皮脂の分泌を促進させる効果があるのだという。加齢臭対策には野菜や果物中心の植物性の食生活中心にする必要がある。そのため、コーヒー、チョコレート、チーズ、ナッツ、香辛料類は取らないほうがいいとされている。

 

しかし、緑茶、紅茶、コーヒーなどは口臭をとる効果があると紹介されているので、コーヒーっていいのかわるいのかよくわからない。加齢臭を気にするなら摂取せず、口臭を気にするなら摂取する?非常に興味深い問題ですね。

 

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加齢臭とノネナール

加齢臭ノネナールが原因といわれています。そもそも、体がにおうのはなぜでしょう。皮脂や汗に細菌などが作用して匂いが発生します。皮脂腺という分泌線から皮脂が分泌されて皮膚が乾燥しないようになっていて、汗が分泌される汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の二種類があります。

 

分泌物自体にはにおいはありませんが、細菌などが分解することによってにおいが発生します。加齢臭はノネナールという物質によって生じます。ノネナールは、若い世代にはほとんどない脂肪酸が増加し、酸化分解することによって発生します。

 

酸化分解されて発生したノネナールが匂いの原因です。若い世代にはほとんどない脂肪酸は9−ヘキサデセン酸と呼ばれています。なぜか、40歳を過ぎると増加するそうで、40歳を過ぎてから脂肪酸が増加する理由はわかっていないそうです。

 

一説によると、加齢に伴って皮脂が酸化しやすくなり、酸化分解が促進されるためではといわれています。人は誰しも体臭を持っています。体臭や加齢臭を完全になくすというのは難しいと私は思っています。けれど、抑える対策として石鹸やデオドラントなど出ていますので、汗を出さないようにすることより、自分自身への気の配り方の問題なんでしょうね。

 

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