加齢臭の測定器

加齢臭を眼に見えるようにしようなんて、誰が考えたんでしょう。自分で加齢臭を調べようとしても、身近な臭いに対しては嗅覚は鈍感になってしまいます。他人の家のにおいははっきりわかっても自分の家のにおいはわからないというのと同じです。

そのため、項目によるセルフチェック以外に最も早く、もっとも確実な調べ方が、他人に嗅いでもらうという手です。しかしながら他人の臭いをまじまじと嗅ぐのはあまりいい気分ではありません。

そこで利用するのが、加齢臭の測定器です。商品化はされていないので一般市場で手に入れるのは無理です。しかし、加齢臭を専門で取り扱っているところであれば、計測器があるので測ってもらうことは可能です。

ブレスチェッカーなら、意外と手に入ったりするので、加齢臭の測定器の代用に使用なんて考える人も少なくなさそうです。加齢臭をブレスチェッカーで測ろうとするのはかなりのつわものかせっぱつまった人間ではないでしょうか。

加齢臭の元とは、脂肪酸と過酸化脂質がによって生じるノネナールと呼ばれる物質です。40歳を過ぎると酸化に対する抑制力が低下して、脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が増加します。そして、体臭成分であるノネナールも増えてきます。

若い人たちの体臭からはほとんど出ない物質のため、ノネナールは加齢臭の根源といえます。加齢臭は、自分では気づきにくいものです。40歳を過ぎるとノネナールが増加してくるので、40歳を過ぎたら、加齢臭の検査をしてみるのもよいでしょう。

加齢臭の検査項目はインターネットで調べればいくらでも出てきます。いくつ項目に当てはまったかを調べる検査なので、簡単に自己状態を知ることができます。検査して、当てはまる項目が多かった場合、少し気にかけるようにしましょう。もっと簡単なチェックの方法は、他人にかいでもらうということです。

自分自身のにおいというのは、まだ平気とラインを引きがちで、自分では気づきにくいものです。項目での検査をするよりも、ノネナールの量を測って調べる検査を受けるよりも手っ取り早く、客観的に自分の臭いを知ることができる方法です。 また、目で見てチェックできるグッズも市販されているので試してみるのもいいでしょう。