漢方薬で加齢臭予防

加齢臭を防ぐ方法として、石鹸やサプリメントなどがあります。また、加齢臭に効く漢方薬もあります。漢方薬はおもに煎じ薬、顆粒タイプ、錠剤タイプ、カプセルタイプなどがあります。漢方薬では、熊笹のエキスというものがよく知られているようです。熊笹とは大変生命力の強い植物です。

60〜120年間枯れずに地中の成分を吸収し続け、雪の中でも枯れずに耐え抜くほど、寒さに対する抵抗力をもっています。この熊笹は日本でも、古くから民間薬として生薬が売られており、火傷、かみ傷、吐血、喀血、下血などの治療や血尿剤として使われていました。

熊笹を口が臭いとき葉を煎じて飲んだりしたともあります。漢方薬としては、竹葉、竹茹、竹瀝などを生薬とする処方がたくさんあって、解熱、解毒、セキどめ、止血、消炎など多くの作用をもたらしてくれます。におい消しに使われていたくらいですから、加齢臭にも効くというのがわかります。

漢方薬は効き目が緩やかですが、副作用などの心配が少なく安全です。漢方薬に抵抗がある場合は、牛乳に入れるとおいしく飲めますし、オブラートを活用するのもよいでしょう。効き目が緩やかで効果は穏やかなので、少なくとも一ヶ月は続けて飲まないと加齢臭への効果は実感できないかもしれません。煎じ薬や顆粒タイプだととけやす吸収しやすいので理想的です。

加齢臭対策に効くといわれるペマダワ。これはチベットの薬草と蜂蜜によって作り出したものらしく、その効果は某番組などで実際に使って立証済み。そのため、検索で調べてみてもすぐにヒットする商品です。加齢臭に聞く薬草って、チベットの薬草しかないのか。

薬草という言葉を言い換えると、ハーブも当てはまります。天然ハーブのジャムウはインドネシアの伝統的な民間治療薬です。体臭の抑え・発刊の抑制・体の黒ずみの美白・膣の引き締めなどさまざまな効果があります。

薬草といえば、日本にもありましたね。よもぎです。よもぎは強い殺菌作用があり、皮膚の浄化に役立つうえ、保温効果もあり、必要な皮脂を取りすぎることはありません。さらに、抗酸化作用があります。老化の原因と考えられている活性酸素を消す働きは、よもぎが植物の中でもっとも強いといわれています。

よもぎは、天然の消臭効果があることでも有名です。汗ばむ季節は体臭、加齢臭など気になりますね。よもぎは各地で普通に見ることの出来るキク科の多年草でモグサやお餅の材料としても有名ですね。よもぎは、古来より優れた効能をもち、薬草として、さまざまな場面で、珍重されてきた植物です。